Blue Field

デザイナーとして働く2児の父

夢といっても将来の希望ではなく、幼い頃に風邪などが原因で高熱を出したときに見る夢のこと。暗い世界で緑色のスライム状の塊がどんどん増殖し世界を覆い尽くそうとする。逃げないと何もかもが飲み込まれるので必死に逃げる。とてつもない圧迫感、虚無感のなかずっと逃げるのだ。その増殖をとめる唯一の方法は緑色のスライムをひたすら食べ続けること。そこから生まれる義務感。食べても食べても減らないことへの絶望感。それでいて頭の片隅では「これは夢なんだ」と分かっていて「最後は自ら目覚めればこの悪夢は終わる」ことも知っている。ディティールが少し違っていても高熱によってうなされたときの夢は決まってこの類のものであったから不思議だ。大人になった今では見ることはく子どもにしか見れなかった『何か』があったのだろう。

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